インドのGSTってご存じですか?
February 28, 2023こんにちは!
MBGコーポレートサービス松本です
今回は、インドにおけるGSTについてご紹介致します。
まずは「GSTとは?」、略さずに言うと”Goods and Services Tax”となります。はい!すでにお分かりの方も多いかと思いますが、世間一般に付加価値税と言われる税金を指します。日本の方は消費税というと理解しやすいかと思います。
インドも漏れなく消費税が導入されております。(消費税から逃れることはどの国に行っても難しいですね、、、)
では、インドにおけるGSTは何が日本と異なるのかという点ですが、品目ごとに税率が異なります。ざっくりとお伝えすると以下のような税率となります。
分類 | 品目 | 税率 |
1. | 牛乳、卵、野菜、塩、教育・医療サービス、ラッシー 等 | 0% |
2. | 砂糖、各種スパイス、ツアーオペレーター、売買物件の建設 等 | 5% |
3. | バター、フルーツジュース、スマートフォン、等 | 12% |
4. | アイスクリーム、パスタ、ケータリング、演劇・サーカス 等 | 18% |
5. | 自動車、バイク、映画館、ギャンブル、五つ星ホテル 等 | 28% |
生活必需品への税負荷が低く、贅沢品と呼ばれる嗜好品などへの税負荷が大きい傾向にあります。(”ラッシーに砂糖が入っていると、、、”などツッコミどころが満載な税率にも見えますね)
また、物品だけではなく、サービスに対する課税も小売業など多数の商品を販売される法人の方からすれば煩雑な税率への対応はとても大変ですね。特に税金の世界においては過大・小いずれも修正が必要になり、最悪の場合は罰金等にも繋がりかねません。
また、インドではこの税率の変更が行われることが見られます。直近では2022年7月に一般消費財における税率変更が行われ、その影響は多岐商品に及びました。
(日本のビジネスでも税率の変更対応は大変ですが、インドではその倍以上の労力が求められます。。。)
税金のみではなく、インドでは複雑な規制やルールが多く存在しています。MBGはインドを母体としながら会計や税務、アドバイザリー等のサポート体制を充実させておりますので、お困りのことがありましたらお気兼ねなくお問合せください。貴社発展のパートナーとしてサポートさせて頂きます。
次回はもう少し掘り下げてGSTを解説致します!
では、次回の配信にて!
अलविदा !
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