ドバイ投資は、金持ち投資家の一つの選択肢

February 11, 2022


こんにちは、いつもMBGコーポレートサービスのブログをご覧いただきありがとうございます。

中東の金融ハブである“ドバイ”。ここでビジネス展開をしたいと考えていらっしゃる方々も多いのではないでしょうか。
ドバイでの投資機会は年々増えており、起業家・投資家からの注目が高い都市となっております。

ドバイにおいて投資オプションが増えている理由としては、UAE政府が外国企業誘致に力を入れていることが挙げられます。
昨年6月にはFDI(外国直接投資)法が施行され、外国企業や外国人投資家がアラブ首長国連邦(UAE)により投資をしやすいビジネス環境を整えています。

2021年12月に50周年を迎えたUAEでは、この節目に今後の50年に向けてUAEが国として発展していくための計画やアップデートを大々的に行っています。

そこで今回は、ドバイへの投資に関心の高い方々にドバイのFDI法に関して、UAEの2022年のアップデートやビジネスのトレンドも含めてご説明いたします。
ドバイでのビジネスをご検討される際の参考にして頂ければ幸いです。

UAE政府の意向とアップデート


〇UAEの週末が土日に変更


UAE政府機関では金曜日が半休となり、世界初の4.5日制勤務を導入しました。

イスラムの教えでは金曜日が礼拝のための重要な日とされています。そのため、これまではUAE政府機関及び民間企業でも金曜日・土曜日を週末としていましたが、2022年1月より、国際市場に合わせた土日休みにすることを決定しました。

〇UAE新労働法の発表


1980年に施行された連邦法(旧労働法)が破棄され、2022年2月2日より新労働法が施行されました。新しい労働モデルの導入や賃金以外の手当などを増やすことで、世界中から優秀な労働者を増やすUAE政府の取り組みのひとつです。

この改正により、海外駐在員の現地UAE経済への投資を促進し、UAEを短期間のキャリア形成の場と見なさない”安定した労働力”を開発することが政府の意向と考えられます。

〇UAE新データ保護法


ドバイのDIFCやアブダビのADGM等の金融フリーゾーン以外で初となる、UAEデータ保護法が2021年1月より施行されました。

これらのUAE政府の発表により国際市場との連動が強化され、今後さらにUAEが中東のビジネスハブとして発展していくでしょう。

FDI法とは?


今回ご紹介したいFDI(Foreign Direct Investment)とは日本語で外国直接投資といい、企業が利益を得るため、外国に資本を投下して事業を営むことです。
FDIのメリットとしては、国として雇用の増加や技術移転、税収の増加が挙げられます。

ドバイではこのFDIに関する法律を昨年6月に発表し、UAEへの外国直接投資が許可されるセクターや事業内容のリストを公開しました。

これらのFDIガイドラインに従って、外国企業・投資家は、有限責任会社または個人会社を含む非公開株式会社の形で設立される事業の100%保有者になることができます。

UAEでのビジネストレンド


UAEメインランドにおいてFDI法により100%株式保有が可能となる業界・カテゴリーには以下のものがございます。

 製造業
 貿易
 建設
 サービス
 メンテナンス

これらの業界の中でも細かいビジネスアクティビティが設定されているため、どの事業内容のライセンスの取得が可能かについては、是非弊社MBGお問い合わせください。現地UAEの会社設立のプロがお調べいたします!

”脱石油”を図りたいUAEにおいて、水素化や再生可能エネルギーのプロジェクトにも力を入れており、参画したい企業様も多いのではないでしょうか。
その他にも、観光業が盛んで外国人の割合が多いドバイにおいて”日本食”や”日本のお菓子”への注目度は高く、日本食レストランの進出もどんどん増えている印象です。

弊社MBGでは現地の市場調査やFDI法を活用したライセンスの取得、会社設立後のビザサポート、銀行開設のお手伝いもさせて頂きますので、お気軽に下記のお問い合わせフォームよりご相談ください!


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